★☆支援レポート☆★~姉妹のきずな~

支援員のYです。
今回は、妹様と大変仲の良い会員K様のお話です。
K様はご自宅で一人暮らしをされていましたが、在宅生活が難しくなり、施設入居される際には妹様が施設入居の準備を手伝っておられました。その後、K様の入居施設と妹様のご自宅が近いこともあり、妹様はたびたび面会に行かれていました。そんな妹様もご高齢となり、K様とは別の施設へ入居され、お二人は今までのように会うことが出来なくなりました。
それから数年が経ち、妹様が体調を崩され、病院へ入院することになりました。
医師より「妹様の状態があまり良くない」と、きずなの会に連絡が入りました。
きずなの会としても、K様の「妹に一目会いたい」との思いを叶えるため、妹様が入院中の病院とK様の入居施設に相談しました。コロナ禍ということもあり面会は難しいとのことで一度は断られましたが、何度か説明させていただき、病院と施設から面会の許可をいただくことができました。
面会日、車椅子のK様を施設へお迎えに行き、妹様の病室までお連れしました。
少しの時間でしたが、姉妹の再会は叶いました。仲睦まじいお二人の姿を見て本当に良かったと思いました。その数日後に妹様はお亡くなりになられました。K様はご葬儀に参列され、手を合わせ、棺にお花も入れて、お別れをされました。
K様を施設へお送りすると、職員の方から「妹様の病院への面会とお葬式に連れて行ってくれて、ありがとうございました。」とお礼の言葉をいただきました。これからも会員様の気持ちに寄り添い、最後まで精いっぱい支援していきたいと思います。

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