支援レポート~会員T様の施設入所支援・身元保証~

支援員のMです。

93歳で一人暮らしをされていた、会員T様のお話です。

T様は自宅で転倒してしまい、病院に救急搬送されました。診断の結果は大腿骨転子部骨折で、手術後に自宅へ戻れるようリハビリをしていましたが、在宅で以前のような生活を送るのは難しいということになりました。長年T様とお付き合いのあるケアマネさんが説得して、施設入所に納得していただけました。入所にあたり、家財の片付けをすることになりました。T様は早くにご主人様を亡くされ、自宅には思い出の品が沢山ありましたが、大切なものを少しだけ持ち出し残りは処分となりました。家財処分の立会い時には私も胸が痛くなる思いでしたが、T様はもっと不安で辛かったと思います。

後日、T様にお会いした時に「主人の都合で転勤ばかりだったけど、どこへ行っても良い人たちに恵まれたから、いつもその土地に馴染めたのよ!」とおっしゃっていました。その言葉を聞けて、この施設にも馴染んでいただけそうだなぁと安心しました。T様が施設で楽しく、お元気で過ごしていただけるよう願っております。

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