支援レポート~会員I様の葬送支援~

支援員のOです。

朝晩は涼しく日中との気温差が大きい時期ですが、いかがお過ごしでしょうか?

今回は会員I様のお話です。I様は長く腎臓を患い療養病院に入院されていましたが、今年の夏に亡くなられました。私はI様の担当ではなかったのですが、お別れ式に参列させていただくと、障害を持つ息子さんの関係者の方々から最期の面会が叶ったことをとても感謝されました。事の経緯を詳しく伺うと、I様が入院される前までは、病気の身体をおして息子さんの面会に足を運ばれたそうです。しかし、I様が入院されたことにより親子が会えなくなってしまいました。そうした状況の中、きずなの会の取り計らいで最期の面会が叶ったというお話でした。I様のお別れ式には、息子さんが利用されている施設の方や家族会の方など、多くの方々が参列してくださいました。

お別れ式が執り行われた後、I様の担当支援員から息子さんと最期の面会が叶った経緯を詳しく聞きました。I様が重篤状態になった際、息子さんとなんとか面会できないかと療養病院へ連絡をし、コロナ禍で面会が非常に厳しい中、繰り返し調整を試みた結果、ガラス越しの面会で電話を通して会話もできたことなどを聞きました。きずなの会は、会員様の状況に応じた最良の対応を心がけ、今後も取り組んで行きたいと思います。

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