支援レポート~会員H様の身元保証・生活支援

支援員のGです。

一人暮らしの会員H様のお話です。
先日、H様が入院予定の病院書類を持参して事務所にお見えになりました。
「医師から手術の説明を聞いて覚悟はできているが、自分以外にも手術の内容を知っておいてほしい」とのことでした。「50年間、他人様に迷惑をかけずに一人でやってきた!」が口癖のH様ですが、近ごろ次から次へと医療費がかかることに不安を感じていらっしゃるようでした。「どのようにしたら安心して手術を受けていただけるか?」「手術後も同様の生活が可能なのか?」「そのために支援員の自分が出来ることは?」と考え、H様と一緒に策を練ることにしました。
愛知県内でも市町村により医療施策が異なるため、まずは市役所に相談しました。幸いH様はお住まい地域の後期高齢者福祉医療費助成に該当し、医療機関での支払いを助成してもらえることになりました。ただ、申請の必要書類に「原戸籍」が含まれたため、少々手続きに手間を取りましたが、出生地である役所のご協力もあり、あっという間に受給者証が届きました。
その後、H様は無事に大手術を終え、3週間後に退院されました。食事代などの自己負担額もわずかですみ「ほっとした。迷惑かけたね、色々ありがとうね」と喜んでくださいました。
自治体の医療介護制度は、市町村により名前や適用条件が異なります。説明文書も長くて分かりにくい場合もありますが、窓口に問い合わせてみると何かを得られるかもしれません。また、きずなの会では入院・施設入所の際の身元保証だけでなく、付随する事務手続きの支援も行っております。お困りごとがあれば一緒に考えますので、ご遠慮なくお話しください。

***** きずなの会支援事業のご案内 *****

身元保証
入院・転院、施設入居、住宅入居など、ご親族に代わり、きずなの会が身元保証人になります。詳しくはこちら

生活支援
病気・ケガなどの緊急支援をはじめ、日常の生活支援を行います。詳しくはこちら