テーマ:「知っておきたい防災の知識と技術・気を付けたいこと ~パート1~」
講 師:藤田医科大学医療科学部基礎教育 教授 羽田道信先生

今回は、安全教育を主に救急法や日用品活用法、ロープワークなどの普及・啓発活動を行い、テレビ・ラジオにも度々ご出演、著書も出版されている藤田医科大学教授の羽田道信先生をお招きし、身近にある日用品を活用した防災グッズの作成方法や、被災した場合の実情など実際に役立つ知識と技術を学びました。

大地震にみまわれたある地域では、用意されていた備蓄品1,000人分に対して、実際には25,000人分が必要となり、とても賄える状態ではない上に、救助・備品の補充に相当日数がかかったそうです。そこで そうしたことも踏まえ、
・非常持ち出し袋は各自、家族なら人数分揃えて置くこと。
・栄養は自身の身体の脂肪燃焼でしばらくはもつが、水分は意識的に摂らないと脱水や命の危険にさらされてしまうため、「水」の備蓄は特に重要とのこと。

<実践で学んだこと>
羽田先生のデモンストレーション後、実際に参加者の方々も各自作成しました。
◇風呂敷を結んで簡易リュック(非常持ち出し袋)や手提げ袋を作成
知っているようで知らなかった風呂敷の結び方や簡単にほどく方法を学びました。
◇ゴミ袋を使って防寒着やカッパを作成
ゴミ袋は切り方を変えるだけで防寒着にもカッパにもなり、着用してみると意外に“おしゃれで可愛い”その出来栄えにあちこちで歓声が上がっていました。
◇ラップの様々な活用方法
ラップをよじって丈夫なロープを作る方法や、三角巾の作り方、ホワイトボードの代用にもなること。
ロープワークでは簡単に、しかもほどけにくい新聞紙の束ね方を教えていただきました。まるでマジックを見ているような手さばきに、またもや大きな歓声が上がっていました。

様々な材料や道具を使用しながら講座がすすみましたが、最後にはゴミを含めて全ての物が片付き、驚くほどスッキリと講演を終える事が出来ました。
羽田先生の的確なお声がけと、さりげなくチームワークを促すご指導のおかげと、参加者一同感服しました。

次回12月に再び羽田先生にご登壇いただきますので、一同今から楽しみにしております。
お忙しい中、奮闘いただきました羽田先生に心より感謝申し上げます。