今月のバースデーカード
2025年7月1日活動報告
令和7年7月のバースデーカードです。
七夕の「短冊」
平安時代、宮中行事として宮中の人々は野菜や果物などのお供えをし、雅楽を奏で、星をながめ「七夕」を楽しみました。サトイモの葉にたまった夜つゆを「天の川のしずく」と考えて、その夜つゆで墨を溶かし「梶の葉」に和歌を書いて願いごとをしていました。
梶の葉(かじのは)、クワ科の落葉高木の葉で、特に七夕の行事と関連が深く、古くから神事に用いられてきた歴史があり、諏訪神社の「神紋」としても知られているそうです。
夜つゆを「天の川のしずく」と考える。昔の人の想像力はなんと壮大で雅なことでしょう。
江戸時代になると、七夕は庶民の間にも広まり、梶の葉のかわりに五色の短冊に色々な願い事を書いて笹竹につるし、星に祈るお祭りと変わっていった、とのことです。
