支援員Iです。

寒さもやっと少しはゆるんできたようですが、皆さまお元気でお過ごしでしょうか?
きずなの会の支援の中には、「葬送支援」があります。
10年ほど前まで、死はタブー視されその事になるべく触れない様にすることが、マナーのように考えられていました。
最近では「終活(死と向き合い最後まで自分らしい人生を送る為の準備)」という考え方も一般的となってきていますが、まだまだ、ご本人様から最後のなりたい自分についてお話される方は少ないように思います。
会員のW様、病院受診の同行の際、最後のなりたい自分についてお話くださいました。
「私のお骨は最後、山にお願いしますね。山に撒いてね。」と話されました。
私は、「海ではなく、山ですね?」とお聞きしたところ、「海はだめよ!海じゃ息が出来ないじゃない。だから山にして。山でたくさん、たーくさん空気を吸うの」とお話しされながら、沢山息を吸われました。
「そうですね。海では息が出来ないですね。山にいたします。」と答えると「よろしくお願いしますね。」と言われました。
これからも、ご自宅での生活を希望されているW様。ご自宅での暮らしを続けられるよう支援をしてまいります。
そして、いつか最後の支援をする際は、W様のお気持ちに沿うように支援いたします。

人の考え方、価値観の違いを理解していたつもりでしたが、その方の本当の想いは、お話を伺ってしっかり理解できるという事を、再認識いたしました。
これからも、皆さまのお気持ちを聞かせて頂きながら、より良い支援をしてまいります。