7月に契約されたS様は、一年ほど前に癌が見つかり闘病生活を送られていました。今年6月に医師から余命宣告を受けたことで、きずなの会との関わりが始まりました。
S様と初めてお会いした時、そのような事情を抱えておられるようには見えず、「今まで好き勝手に生きてきて、家族にもたくさん迷惑かけちゃったからな。これ以上迷惑かけないようにせんと」と笑って話してくださったほどです。

住んでおられたアパートの退去から老人ホームへの入所、市役所や金融機関での様々な手続き、葬儀・納骨についての準備など、約1ヶ月間S様と一緒に駆け回りました。その間、S様の体調が優れない日もあり「今日は休まれた方がいいですよ」と言っても、「大丈夫、今日できることはやってしまいたいから」と、気丈に振る舞っておられる時もありました。

8月末にはS様が要望されていたことが全て終り、「本当にありがとう。あんたらのおかげで全部片付いたよ。これで残りの時間を落ち着いてゆっくり過ごせるよ。でもまだまだ長生きするから、これからも頼むね」と笑顔でおっしゃるS様を見て、お手伝いできて本当に良かった…と心から思いました。

これからもS様に安心して穏やかにお過ごしいただけるよう、支援を続けていきたいと思います。