支援員のGです。

当会の支援活動の一つに葬送支援があります。
先日、特別養護老人ホームに入居されていた会員A様が逝去され、担当支援員としてA様のご意思に沿った葬儀(お別れ式)を執り行いました。通常、きずなの会が執り行う葬儀は「お別れ式」という最もシンプルな形式のもので、僧侶の読経や生花祭壇などの有無は生前の会員様ご自身の意思を尊重することにしています。

A様が希望されたのは献花だけの葬儀でしたが、入居されていた施設のご友人方やスタッフの皆様が大勢参列くださり、賑やかな葬儀となりました。
その賑やかさがとても温かく感じられ、思わず涙を誘われました。
葬送支援はいつも悲しくつらいものです。何度経験しても、慣れるものでも薄れるものでもありません。『私の支援はお役にたてましたか?最期のお見送りが私で良かったでしょうか?』と自問自答します。
以前、「何のお力にもなれなかった…」と口にした私に、式場のスタッフの方が「お顔の周りが寂しくないようにと、いつも折り鶴を作ってお花の代わりに飾っています。」と教えてくださいました。
その時以来、私も不器用ながら『お疲れ様でございました。ほんの一時でも貴方様にかかわらせていただいた事に感謝いたします。』という想いを込めて鶴を折り、お棺の中に手向けています。

20180831